皆さんこんばんは~!
仙台でヨガクラスを開催しています、あべなつみです。
今日はセンタリングな気分のあべ、なつみです。
2016年2月からスタートした視覚障がい者向けヨガクラス
【チャレンジド・ヨガ仙台】
今年第1回目が2月18日に開催されました。
2ヶ月空いたので、再開を喜ぶお声や、待っていました~というお声に、
私だけではなかったんだと大変嬉しくなりました。
今回は全盲の方が2名、弱視の方が3名、晴眼者の方が5名の
計10名の方にご参加いただきました。
そしてNPO法人ートスイッチさんでご準備いただいた
黒マットも今回初使用~!!
担当の先生には快諾いただき、すぐに上の方にも掛け合っていただきました。
本当にありがとうございます。
黒いマットは弱視(ロービジョン)の方にとって床とマットの色が
はっきりしている(コントラスト)ことで
On the matで安全にヨガのポーズをとることができます。
また、立位のポーズではグリップ力もあるので変な力が入らず
安定した土台でポーズをとることができます。
仙台クラスは基本的には全員で60分間ヨガをします。
もし、全盲の方にとって動きがわかりづらい時は、
すかざず誰かがサポートしてくれます。
本当に本当に有難いことです。
回を重ねていくなかで、受け取れるようになった
“信頼関係”を今回改めて感じました。
私が足らないところは、ちゃんと助けてくれる方がいるんです。
チャレンジド・ヨガの素晴らしさですね。
お部屋は仙台福祉プラザ和室。
いつもの体育館と違って距離も近くいつも以上に柔らかい雰囲気。
感想を自然とシェアできて、体の声を聴いて、ゆっくりとしたヨガ。
でも、いつも通り土台から使うべきところはお休みしませんよ~笑
いつもの輪になる木のポーズも、やっぱりみんなでやると
快適さが増しますね。
ヨガの後の感想で
「なんでか、ここでヨガをした後のシャバーサナは笑顔になっちゃうの~」
という方が。確かに!いつも彼女のシャバーサナは幸せそうなんです!!
ちょっと余談ですが、
今日、職場で聴覚障がいのある子の親御さまと話す機会がありました。
運動する場所を求めていたんです。
施設側、指導側の責任の所在や安全管理は最低限必要。
だけど是非、開催する教室に参加してもらおうという話になりました。
ふと、この視覚障がい者向けヨガのインストラクターとして
スタートしたばかりのときに聞いた
「視覚障がいがあると運動したくても断られることって多くて…」
という言葉を思い出しました。
視覚障がい、聴覚障がいや身体的なものから、見えない障がいがあって
特に子どもたちにこそ運動できる場所を提供できたらいいですよね。
運動習慣を小さい頃につけておくことはとても大事。
心の成長や将来自分の身を、大切な人を守ることに繋がります。
レバークスポーツの西城コーチは既に実践している方です。
どんどんその輪が広がっていくといいなと心から願っています。
ヨガは誰でもできます。
人それぞれの骨格・柔軟性・思考があって当然ですから
誰かと比べずに。
誰かの人生と比べずに。
ヨガの内側から湧き出るようなあの楽しさを
一緒に感じてみましょう~!
大丈夫です、
ヨガは誰でもいつでも
幸せになるために、すぐそこにありますからね。
Natsu
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