2018年4月14日土曜日

ばあちゃん

皆さんこんばんは。
仙台でヨガクラスを開催しています阿部夏美です。

市内の桜は散り始めて、桜前線は県北へと移り始めています。

ヨガとはちょっと関係がない話だけど書かせてくださいね。



4月12日大好きな母方の祖母が87歳で息を引き取りました。




先月末に盲腸で入院していたので、
9日、弟とお見舞いに行きました。
行けるときに行こうかって。
回復に向かっていたし復活して早くお家に帰る予定でした。


会話もできるし、意識だってはっきりしてて
冗談を言ってにこにこするいつものばあちゃん。


料理が上手で、手先が器用。
おちゃめで、いつも笑いを取りにくるユーモアある、ばあちゃん。

入院してから、色んな管が嫌で、手で外すからグローブみたいのを
つけられても器用にそれを脱いじゃって。。
「うちのばあちゃん昔から手先が器用なんです~」って
看護師さんに笑って言えるような人。

訪問看護にきた看護師さんが、ちょっと目を離すと酸素の管を外してて
戻ってきた時にあわてて付けたら、機械と繋がっている部分を繋ぎ忘れたり。



体が元気な頃は80を過ぎても、転んで自転車没収されるまで色んな人のところに行ってた。

お母さんのお母さんだな~と思う度にもっと好きになるばあちゃん。

夫を連れていった時もすごく喜んでいて、お見舞いに行ったときも
たった2回しか会っていないのに名前も覚えてた。


9日に行った時が最期になるなんて想像もしていなかった。



13日。
朝も変わらずマイソールクラスで練習をした。
集中したいけど、ふとにこにこ笑うばあちゃんの顔が浮かんで
次の瞬間その笑顔が静止する。

これを繰り返しては泣きそうになったけど、


ある瞬間に、意識が変わった。


「あの元気なばあちゃんの血が私には流れているから大丈夫」

そう思えたら、


心強くて、



感謝の気持ちが湧いてきた。


大好きなヨガができる体と心があるよ、ありがとう

って。


クラス後にたまたま晶先生と話してて先祖の話をしたこと。
「血」の話をしたときはちょっと驚いた。




その後、南仙台で朝ヨガクラスを終えてから実家に帰りました。




お布団に寝ている仏様になったばあちゃんは息をしているみたいで

手はやっぱりしわくちゃだし、体も柔らかい。

ただ、体がひんやりと冷たいことだけが現実。



納棺師さんがきて、皆で旅支度の準備。


たくさん出てくる生前のエピソードはどれも聞いてて幸せなもので
冗談も飛び交う暖かい雰囲気が、ばあちゃんの人柄。







明後日は告別式。




全部終わってから書くべきことかもしれないけど、
~すべきとかいう事に捉われずに、ここに記しました。
でも、読んでいただく方がいるこの場所に書くことは、
皆さんに伝えたいことでもあります。


笑って人生を終えたい

そう願う人もたくさんいるはず。

今から笑って過ごしましょう。
一緒にいて心から笑える存在を大事にしましょう。
愛しあいましょう。
「愛している」と言える時代に生きていますから、
言葉は何でもいいので、伝えてください。

大切にしてくれる人に感謝を伝えてください。


ばあちゃんは、ずっと「ありがとう」を言う人でした。
にかっと笑う可愛い人でした。








想像しただけなのに、また涙が出るな。


明後日は、いってらっしゃいとありがとうを伝えてきます。













入棺のお仕度中。

ふと、楽しい雰囲気になったから聞きに来てるかな~と思って部屋を見たけど
ばあちゃんはいなかった。

笑顔でご近所さんに挨拶まわりしている気がした。





そんな話を、あとからしたら、ちゃんとミエル人が
「おばあさん、まだここには帰ってきてないね」って言ってたとか。



人気者のばあちゃんだから、やっぱりね。





これからは側で見守っててね。





なつみ







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